毎日一緒にいても気づけない病気があります
よく、「動物は言葉が話せないから定期的に検査が必要」という方がいますが、それにはちょっと疑問を感じます。ただ、毎日愛情をもって接している飼い主様にとって、動物とのコミュニケーションで言葉がそんなに重要になるものでしょうか?
普段の様子との差異、ご飯の食べ方、時間の過ごし方、便の状態、なでた時の間隔、におい、毛並み、なき声、なき方など、多くの情報からその子の健康状態を感じ取っているのではないかと思います。だから、定期的な健康診断が必要な理由が、「話せないから・言葉が通じないから」と言うのはズレています。そもそも、人間は言葉を話せるけど健康診断を受けています。
むしろその逆で、人間と同じように、知らないうちにかかっている病気やその前兆を調べることが必要なのです。病気の早期発見や早期治療に繋がるだけでなく、定期的な検査によって健康状態の推移を確認することもできます。
飼い主様ご自身の健康チェックと同様に、大切な家族の一員として動物の健康診断も行ってください。
犬・猫の健康診断

近年、動物医療の進歩に従い、動物達の高齢化が進んでいます。特に、6歳を超えた犬や猫は様々な病気にかかりやすく なりますので、定期的な健康診断が必要になります。どんな病気でも、必ず初期の”兆候(始まり)”または”病気のサイン”という ものがあります。 当院では、健康診断をすることにより、現在の健康状態を把握し、 生活様式・食事・治療方法などのアドバイスができればと考えています。
ドッグ・キャット健診コースのご案内
ライトコース
- フィラリア検査
- 一般身体検査
- 血液血球計算
- 血液化学検査(19項目)
スタンダードコース【基本的に予約制・半日入院制】
- ライトコースで行うすべての検査
- 尿検査
- 腹部レントゲン
- 胸部レントゲン
- 股関節レントゲン
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胸部レントゲン
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胸部レントゲン
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腹部レントゲン
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腹部レントゲン
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腹部超音波検査
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腹部超音波検査
プレミアムコース【基本的に予約制・半日入院制】
- スタンダードコースで行うすべての検査
- 腹部エコー
- 胸部エコー
- 便検査
- 眼科検査(ドッグコースのみ)
- 甲状腺ホルモン検査(キャットコースのみ)
- 歯科検査
- 血圧検査
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心臓超音波検査
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心臓超音波検査
動物の健康寿命はここ十数年で飛躍的に伸びています。
健康診断は、そのうれしい状況を作り出している一因となっています。
年に一度は、いま健康であることの確認をしましょう。