本日の一症例

痒がる、皮膚が赤い/毛が抜ける(脱毛)

皮膚科・耳科

仔犬の脱毛症

動物
種類 チワワ
性別
年齢 5カ月
地域 京都市上京区
症状/病態 かゆみ、脱毛、フケ
考えられる病気 感染性疾患(細菌、真菌、寄生虫)、栄養性疾患、内分泌疾患など

🐶生後5か月の仔犬にみられた皮膚トラブル

🐾来院のきっかけ

飼い始めた頃から、被毛が少なく、脱毛・かゆみ・フケが見られるとのことでご来院されました。


📸来院時の皮膚の様子

  • 全体的に被毛がまばら
  • 特にアンダーコートの脱毛が顕著

下の写真は来院時の皮膚の状況です。

 

🔬実施した検査
感染性疾患や内分泌疾患の有無を確認するため、以下の検査を行いました:

 

🥣診断と治療方針
感染症や内分泌疾患が否定されたため、栄養性皮膚疾患を疑い、以下の治療を開始しました:
• 外用保湿剤による皮膚バリア機能の強化、保湿、抗炎症・抗酸化作用
• 皮膚疾患用の食事・サプリメントによる栄養サポート


🌱経過と改善

治療開始から1か月後には発毛が確認され、かゆみやフケも改善し、仔犬の快適な生活に向けて順調な回復が見られました。

 

🩺当院では、皮膚科・耳科の専門獣医師と連携し、より専門的な診断と治療を行っております。
皮膚や耳の症状でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。