病気紹介

中耳炎

中耳炎は中耳に感染や炎症が発生する疾患です。ほとんどのケースで外耳炎に続発して発生することが多く、強い痒みや痛みに加え神経症状が生じることもあります。

症状

症状は外耳炎と類似しており、耳の痒みや臭いが主にみられます。

重度になると顔の神経の麻痺が見られることもあり、さらに進行すると内耳に炎症が波及し斜頸や旋回運動といった神経症状もみられます。

診断

耳鏡やオトスコープ(耳の内視鏡)によって耳道を観察し鼓膜の状態や炎症の有無を評価します。

また耳垢や膿を採取して感染源の特定を行います。

まれに無症状の患者さんにおいてMRIやCT検査で中耳の異常が発見される場合もあります。

治療

原因が感染である場合、中耳を洗浄し、感染源に応じた抗菌薬を耳に投与します。(痒みや痛みが重度の場合、鎮静や麻酔をかけて処置することもあります。)

また耳の腫れや炎症が重度である場合ステロイドを使用します。

外耳炎と比較して完治するまでは時間がかかることが多く1ヶ月以上の投薬が必要になることもあります。

中耳炎は外耳炎が悪化した結果発生することが多いため、耳から臭いがする、掻くようになったなど気になることがあれば放置せず、すぐに病院へ相談するようにしましょう。

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