汎骨炎

病態
汎骨炎とは、2歳未満の若齢の大型犬に好発する骨の炎症です。好発犬種はジャーマン・シェパードで、雌よりも雄に多いと言われています。
腕や足の骨の中身(骨髄組織)が一時的に変化することで、疼痛や跛行(足を引きずる、足を挙げる様子)がみられます。一度症状が治まっても、別の脚を痛がるようになり、数か月にわたって症状を繰り返す場合もしばしばあります。基本的には骨の成長とともに自然治癒する病気です。
原因
明確な原因は明らかになっていません。
検査
問診、触診、視診から痛がっている部分を特定し、レントゲン検査で骨の異常を確認します。
治療
鎮痛剤や抗炎症剤を数日~数週間使用します。予後は良好に経過するケースがほとんどです。
ワンちゃんは、病院にくると痛みを隠してしまい、診察時に症状がみられない場合があります。自宅での跛行の様子を動画で撮影してきていただくことをお勧めします。ご心配な症状がある場合は獣医師へご相談ください。

