予防

予防

愛する家族を病気から守ろう!(前編)

 

 

 

こんにちは!看護師の吉富です🐶

6月に入り徐々にムシムシとしてきて、
雨の日が多くなってきましたね😞☂
特にわんちゃんはお散歩にもなかなか行けなく
なるので室内でしっかり運動させてあげましょう⚽

 

 

さて、4月5月にはたくさんのわんちゃんねこちゃんが
ワクチン接種に来てくださいました✨
そこで今日は混合ワクチンで予防できる
病気について、前編後編に分けて
簡単にお話しようと思います✨

 

まずはわんちゃんからです🐶
当院では5種、7種、9種の混合ワクチンを
扱っております。
混合ワクチンでどんな病気を予防できるのでしょうか?

 

 

🌼犬パルボウイルス感染症

・激しい下痢や嘔吐、食欲不振で衰弱など
・子犬で死亡率が高く突然死の可能性も
・感染犬の便中に大量のウイルスが排泄されて
それが感染源となる

🌼犬ジステンパー

・下痢や発熱、結膜炎、鼻炎など
・神経症状を示すことも
・子犬で死亡率が高い

🌼犬伝染性肝炎(アデノウイルス1型)

・下痢や嘔吐、食欲不振など
・肝炎を起こす

🌼犬伝染性喉頭気管炎(アデノウイルス2型)

・ケンネルコフ(犬の呼吸器症候群)の原因の1つ
・咳などの呼吸器系症状
・他のウイルスや細菌と混合感染することで
重症化する

🌼犬パラインフルエンザウイルス感染症

・ケンネルコフの原因の1つ
・咳や鼻水といった風邪のような症状
・他のウイルスや細菌と混合感染することで
重症化する

 

 

ここまでの病気が5種混合ワクチンによって
予防できます!

 

 

🌼レプトスピラ症
(カニコーラ型・イクテロヘモラジー型)

・ネズミなど、感染動物の尿中に細菌が
排泄され、環境が汚染され感染源となる
・尿毒症や腎炎などをおこす場合と、
黄疸などの症状をおこす場合がある
・人にも感染する人獣共通感染症の1つ

上記の5つの病気にレプトスピラ症の
カニコーラ型とイクテロヘモラジー型を足したものが
7種混合ワクチンによって予防できます!

 

 

🌼犬コロナウイルス感染症

・子犬が感染した場合、下痢や嘔吐、
食欲不振などの症状や激しい胃腸炎をおこす
・犬パルボウイルス感染症と混合感染することが
多く、そうなるとより重症化、死亡することも

上記の6つの病気にレプトスピラ症の
ヘブドマディス型と犬コロナウイルス感染症を
足したものが9種混合ワクチンによって予防できます!

 

 

 

どの病気も予防をしてなくて、
感染・発症してしまうとすごく怖い病気ばかりです😥
そうなる前に動物病院で混合ワクチンを打ち、
大切な家族である愛犬を病気から守りましょう

 

どの種類の混合ワクチンを打つかは
わんちゃんの生活環境によって違ってきます!
基本的に当院では、

・散歩はしないけど病院には行く→5種
・近所に散歩に行く→7種
・よく山や川などにレジャーに行く、
他のわんちゃんとの接触が多い→9種

をオススメしております!

 

でもどの種類がいいのかわからない。。
副作用とかも気になるし怖いなぁ。。
という方は獣医師と相談しながら決めていきましょう♪

後編では猫さんの混合ワクチンで予防できる
病気のことについてお話しします🐱

看護師 吉富