日常ケアについて/ブログ

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日頃から備えておきたいこと

看護師の和泉です。

 

近年、異常気象等による地震や台風・火災などの自然災害が多く見受けられます。
みなさんのお家では、災害があった場合に対する「避難方法」について考えたことはありますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災では10万棟の家屋が全壊し、推定9300頭のわんちゃん・ねこちゃんが被災されました。
迷わず避難所に連れて行ったという人は🐶わんちゃんが63.5%、🐱ねこちゃんが42.5%でトラブルなく共存できている避難所は70%だったそうです。

 

中にはパニックで家を飛び出してしまい、行方不明になってしまった動物さんも多くいたと思います。
避難所では共存できていても、仮設住宅へ移る段階になるとぺットの入居がすんなりと認められず、所有権の放棄や安楽死を選ばざるを得ないケースもあったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

災害が起きた際、人も動物もパニックになってしまいますよね。
動物さんと暮らしている全ての人に、事前の準備をしていなかったことで「この方法を知っていれば助けてあげられたのに・・・・」という後悔をしてほしくはないので、ぜひ一度災害が起こった際の避難について考えてみてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◻︎災害発生時はどこに避難しようか?
◻︎長い避難生活はどこで過ごすか?
◻︎どうすれば一緒に逃げられるのか?
◻︎ご近所の方や友人等と協力できるか?

 

避難所では地域の方々と過ごすことになるので、日頃からわんちゃんやねこちゃんを人に慣れさせ、可愛がってもらうことも大切です🐾

 

ぺット飼育可能なマンションの場合には、管理組合の規定なども一度確認しておいた方がいいでしょう。
相談を受けられたマンションの事例では、同じマンションに住んでいても他の住民がどんなわんちゃんやねこちゃんを飼っているかわからないということもあるそうですので、飼い主さま同士のコミュニケーションも重要ですね🐶🐱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日頃から備えておきたいことのポイントとして

◻︎キャリーバッグやケージに慣れさせるための練習
◻︎迷子札やマイクロチップの着用
◻︎ご近所さんと仲良くできるように社会化をする
◻︎食料・飲料。トイレシーツ・消臭袋等の必要な備蓄品

がありますので、お家でも「もしも」の為に準備しておきましょう‼

 

 

 

看護師 和泉