眼瞼炎(まぶたの炎症)

特徴
眼瞼炎とはまぶたの縁に起きた炎症のことで、まぶたが赤く腫れあがったり、目やにが出たり、周囲の毛が抜けたり、痒みがみられたりします。
原因
炎症は細菌・真菌などの原発性の感染や接触皮膚炎によって引き起こされる事もあれば、眼疾患や自己免疫性の皮膚疾患、アレルギー性などの基礎疾患に続発して起こる事もあります。
診断
通常、全体的な身体検査を行った上で、眼瞼の細胞診や目の各種検査を行います。また必要に応じて血液検査や組織検査を行うこともあります。
細胞診検査:腫脹した眼瞼部に細菌、真菌、寄生虫の感染が認められるか調べます
眼検査:眼圧測定、シルマー涙液量検査、フルオレセイン染色、細隙灯顕微鏡検査(スリット)などを行い眼疾患が認められるか調べます
血液検査:アレルギー、アトピー、自己免疫疾患が疑われる場合は実施することがあります
組織検査:自己免疫疾患が疑われる場合実施することがあります
治療
どの様な原因かによって治療方法は様々です。例をいくつか以下に示します。
・感染が疑われる場合は、抗菌薬や抗真菌薬の塗布や投与を行います
・塗り薬や点眼薬など局所外用薬の使用後に眼瞼炎が認められた場合、接触皮膚炎が疑われるので各種外用薬を中止し改善するか観察します
続発性の場合は基礎疾患を特定し、その疾患に準じた治療を行います
・アレルギー性ではステロイド(グルココルチコイド)や抗ヒスタミン薬の局所や全身投与で治療を行います
・自己免疫疾患では免疫抑制剤で治療を行います

