機械/病院/検査

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検査機器のご紹介《血液検査編》

看護師の榎本です!
 
3月に行った5周年祭では、普段は入ることのない診察室より奥の部分も解放し、いつも『どのように検査をしているのか』や『どのような機械を検査で使っているのか』などを見ていただきました!
日頃は滅多にお見せすることがない部分だったため、皆様から大変ご好評をいただきました

 

そこで、当院の検査機器をご覧になれなかった方にも知っていただきたいと思い、今回は《血液検査機器》についてご紹介します
 
 
 
まず、血液検査は大きくまとめて
①血球計算
②ヘマトクリット
③生化学検査 があります。


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血球計算は機械で行っており、血液の固形成分(白血球、赤血球、血小板)の割合やヘモグロビン濃度やヘマトクリット値などを測定し、全身状態をみています!
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これらの数値に異常が見られた場合は、血液塗抹を作成し、本当に異常かどうか確認しています。


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ヘマトクリットは、まずヘマトクリット管という細いガラス管に血液を入れて、高速で遠心することで固形成分と血漿に分離することができます。そして固形成分が全体のどれだけを占めているかで貧血や脱水をしていないかみています!

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 ↓ 遠心後


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(血球計算器でヘマトクリット値も出てきますが、大切な項目でもあるので当院ではひとの目でも確認しています。)

 

生化学検査は、血液中の血漿を検査スライドに滴下し、数値化しています。
この機械では腎臓や肝臓、膵臓など内臓系の状態や電解質や血糖値をみることができます!

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当院の生化学検査機器では、体内で炎症反応が起こっていると高値を示すCRPというタンパク質の測定も可能です
そのため、院内ですぐ結果を知ることができるので、万が一高値を示した場合でも早く処置してあげることができます

 

 
当院で使用している血液検査機器知っていただいて、少しでも飼い主様の安心につながれば幸いです
 

看護師 榎本