本日の一症例

猫の子宮水腫

動物
種類 雑種
性別
年齢 4歳
地域 京都市北区
症状/病態 食欲、元気の低下、腹部の張り
考えられる病気 子宮蓄膿症、子宮水腫、腹部臓器の腫瘍など

2ヶ月ほど前からお腹が張っていて少し食欲が落ちているとのことで来院。

身体検査にて腹部の張りを確認しましたが、体温の上昇はなく、血液検査でも異常は

認められませんでした。

そこでレントゲン検査、腹部超音波検査を実施したところ子宮内に液体成分の貯留が

確認できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子宮内の液体がかなり多く子宮の破裂や子宮蓄膿症への進行、腹部の臓器の圧迫による

元気食欲の低下が考えられたのでその日のうちに卵巣子宮摘出手術を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子宮内には無色透明の液体の貯留が認められ、細菌の感染はありませんでした。

術後数日で食欲、元気は改善しました。