猫
充血(目が赤い)・目やに
呼吸器科/猫科(猫の病気)
子猫の猫風邪(上部気道感染症)

動物 | 猫 |
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種類 | Mix(雑種) |
性別 | 雌、雄 |
年齢 | 約4週齢 |
地域 | 京都市上京区 |
症状/病態 | 結膜の腫れ、目ヤニ、くしゃみ、鼻水 |
考えられる病気 | 猫上部気道感染症 |
1週間前に3匹の子猫を拾ったが、目ヤニ、鼻水、くしゃみをするようになったとのことで、来院。
視診、触診にて、生後4週齢程の雌と雄と判断。
それぞれ、結膜の腫れや、鼻汁、くしゃみを確認した。
外猫だったこと、経過、集団での発症などから、猫風邪を疑った。
猫風邪とは猫の上部気道感染症のことであり、ウイルス(ヘルペス、カリシ、H1N1インフルエンザ)や細菌(マイコプラズマ、ボルデテラ、クラミジア)によって引き起こされます。
治療の選択肢としては、抗生剤とインターフェロンの点眼鼻、抗生剤の投薬、インターフェロンの注射、ネブライザー、サプリメント、抗ウイルス薬などがありますが
今回はネブライザー療法と抗生剤、インターフェロンの点眼鼻で治療を開始しました。
この猫風邪では重度になると食欲が低下、廃絶することがあり、子猫の場合は亡くなってしまう可能性もあります。
猫風邪が怪しい子がいたら、症状が軽度なうちに病院に連れて来てください。