貧血

貧血とは血液中の赤血球、ヘモグロビンの濃度が低下している状態のことです。
原因は様々で大きく以下のように分類されます。
①消費の亢進
出血(外傷、腫瘍の破裂、消化管出血)
②破壊の亢進
自己免疫疾患、中毒(玉ねぎ、薬剤)、感染症(レプトスピラ、寄生虫)など
③再生の低下
骨髄疾患、腎臓病、鉄欠乏など
④分布の異常(血液が一つの臓器に集中すること)
脾腫

症状
元気、食欲の低下や可視粘膜(歯茎や肉球)の色が正常な状態ではピンク色ですが、貧血のなると薄くなります。
貧血が急性であったり重度になると呼吸状態の悪化や起立不能になることもあります。
進行が緩やかな貧血であれば症状が出にくいこともあります。
診断
貧血の診断は血液検査で行います。
原因疾患の特定のために血液生化学検査、レントゲン、超音波検査、場合によってはCT検査などを実施します。
また原因疾患の検査方法の一つとして全身麻酔下で骨髄を採取し、骨髄生検を行うこともあります。
治療
貧血が重度であったり、急性であった場合は酸素療法や輸血を実施します。
しかし、これらの治療法は根本的な治療にはならないことが多く、原因疾患の治療がメインになります。
原因疾患の治療方法は様々で長期的なお薬の内服が必要であったり、場合によっては手術が必要になることもあります。
貧血は重度になると命に関わるため、なんとなく元気や食欲がおちている、可視粘膜の色がおかしいなどの異変があればすぐに病院に相談しましょう。
また、当院では献血ドナー募集のためのASHプロジェクトも実施しているので興味のある方はぜひこちらもご覧ください。
ASHプロジェクト

