犬
食欲がない/足がふらつく・立てない
脳神経科(脳・脊髄の病気)
椎間板ヘルニア(ハンセン2型)

動物 | 犬 |
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種類 | ミニチュア・シュナウザー |
性別 | 去勢オス |
年齢 | 9歳 |
地域 | 京都市北区 |
症状/病態 | ふらついて歩く、背中を痛がる |
考えられる病気 | 脊髄疾患(椎間板ヘルニア・脊髄梗塞・脊髄腫瘍など)、脊椎疾患(椎骨炎・脊椎骨折・脊椎変形など) |
ふらつき歩行および背中の痛みがあり、当院へ来院された。
各種検査から椎間板ヘルニアを疑い、内科治療にて治療を行なったが、症状は一進一退であった。
約8ヶ月間、内科治療にて小康状態であったので、MRIを実施。
結果、第13胸椎と第1腰椎間の2型の椎間板ヘルニア(グレード2)と診断。
圧迫部位での減圧手術(片側椎弓切除術とレーザーによるLDD)を実施した。
↓↓↓↓↓ 圧迫部位の皮膚を切開しているところ
↓↓↓↓↓ 圧迫部位の椎骨を削って、脊髄を露出しているところ
↓↓↓↓↓ レーザーによる髄核の蒸散
術後1週間で、背中の痛みはなくなり、歩行も改善し、神経学的検査も下の動画のように改善した。