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お尻を気にする/お尻周りを舐める
皮膚科・耳科/外傷
肛門腺破裂

動物 | 犬 |
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種類 | ミニチュアダックス |
性別 | メス |
年齢 | 13歳10ヶ月 |
地域 | 京都市北区 |
症状/病態 | お尻周りを舐める、腫れている |
考えられる病気 | 肛門腺破裂、肛門嚢炎など |
1週間前からお尻をよく舐めている、腫れている気がするとのことで来院されました。身体検査では、発熱など明らかな異常は認められず、元気や食欲、排尿や排便も通常通りとのことでした。
お尻周りを見てみると以下の写真のように、肛門左側に穴が空いていました。
肛門腺破裂と診断し、穴から生理食塩水を入れて洗浄処置を行いました。
飼い主様と相談のもと、数日間毎日洗浄に来てもらい、その後はお家で軽く洗ってもらい1週間後には穴は塞がりました。初日から2週間が経過する頃には傷は綺麗に治りました。
肛門腺は、本来排便の際に一緒に出る分泌物ですが、生まれつき肛門腺が出にくかったり下痢などの炎症が原因で出にくくなったりします。
このような様々な原因により肛門腺が貯留しすぎてしまい、破裂します。
肛門線破裂はわんちゃんだけでなく、ねこちゃんでも見られますので、1ヶ月に1回などその子に合った定期的な肛門腺絞りをお勧めします。