犬
元気がない、ぐったり/下痢・軟便
消化器科(腸の病気・肝臓の病気)
胆石症
動物 | 犬 |
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種類 | チワワ |
性別 | メス |
年齢 | 10歳 |
地域 | 京都市上京区 |
症状/病態 | 黄色い胃液を吐く / 胆石症 / 黄疸 |
考えられる病気 | 胆石症 |
下痢・嘔吐(吐く)ということで来院。
血液検査で肝酵素(GPT、GOT、ALP、GGT)の上昇やビリルンビン(黄疸)の上昇が見られた。
また、レントゲン検査では肝臓内に小結石が確認され、腹部エコー検査でも胆嚢内に結石様の病変が確認された。
丸で囲った場所に胆石がある。
胆嚢内に白いモヤモヤした結石がある。
手術のメリット・デメリットなどを話しあった結果、胆嚢切除(胆石摘出)を実施した。
術前の検査同様、胆嚢内に小さな粒状の胆石が確認された。
この下に摘出した臓器(胆嚢)の写真がありますので、苦手な方はご注意ください。
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摘出した胆嚢
胆嚢内の胆石
胆石は、切除するか内科療法で経過を見るか、判断が難しいところですが、今回のように黄疸が見られるような閉塞が疑われる場合には外科手術による摘出が必要になります。